稲村ケ岳、大日山

4時出発で稲村ケ岳に行こうと思って目覚ましをセットしたつもりが何を間違えたのか鳴ったのが4時半過ぎ、慌てて支度をして5時に車で飛び出した。余り鈍い車も無く6時前に洞川に入る。登山口が分からないので旅館西清の前の豆腐屋の親父に聞いて確かめる。ついでに豆腐を二丁注文した。ここの豆腐は有名でいつも売り切れが多い。登山口には6時前に到着した。


【日 付】  2001年7月28日 土曜日
【山 名】  稲村ケ岳(1,725.9m)、大日山(1,726m)
【地 図】  昭文社エリアマップ大峰山脈、1/25000 洞川、彌山
【ルート】  自宅=R168=R309=洞川登山口→釈迦が岳
       自宅=R168=R309=洞川登山口←ピストン
       (=:車、→:徒歩)
【天 候】  晴れ
【メンバー】 単独行
稲村ケ岳三角点
05:58 登山口の傍の駐車場はまだクローズされており名水工場の横の空き地に車を止める。まだ誰も居ないし一台の車も無い。
06:17 登山口を出発する。この道は遊歩道と言った感じで登り勾配はゆるく歩き易い。先日の釈迦ガ岳と違って結構色々な花が咲いている。ずーっと杉林の中を進むので視界は全く利かないが、涼しくて夏向きである。
06:30 五代松茶屋入り口、鍾乳洞の前を通過、一寸急勾配の梯子や岩場があり、夏草に覆われて歩きにくい道になったが、直ぐにまたもとの歩き易い道に戻る。
水工場前の登山口 鍾乳洞上の祠
06:39 母子堂へ降りる道との三叉路に来た。相変わらずゆるい勾配の歩き易い道が続く。結局は稲村ケ岳、大日山の最後の登り以外はこんな道がずーっと続くことがあとで分かった。地形図を読んでいない証拠である。
06:50 相変わらず杉並木の中を道が続く。視界は全く無い。木の幹に白ペンキを塗り赤字で1070mと書いてある。いくら緩い登りでも流石に汗ばんで来た。と共に余裕があれば午後から登ろうと思っていた大天井ガ岳のイメージが薄れて、洞川温泉の桧張りの浴槽と注文した豆腐で飲むビールが取って代わりだした。
07:05 40分歩いたら休もうと思っていたので5分の休息を取り水を飲む。でもこの道なら歩きは楽で殆ど疲れない。
07:17 法力峠を通過、標識をカメラに収める。ここを過ぎたあたりから広葉樹が目立ち始め全体に明るい雰囲気になってきた。でもやっぱり眺望は全く望めない。
法力峠の道標 緑が爽やか
07:40 水飲み場に来た。それほど疲れても居ないがどんな水か味わって見たかったのでリュックを下ろして7分の休憩をする。岩場を少し登って滴る水をカップに取って飲んでみる。思ったほどは冷たくないが旨い。ボトルの水を入れ替える。先週の釈迦ガ岳の水は冷たかったなー。
07:47 水場を出発。これから先は少し荒れている所が増えてきた。工事中のところも多い。迂回路も作られている。
08:20 稲村小屋に到着した。本日初めて出会った2人組のパーティがいた。これから山上ガ岳に行くと出発していった。稲村まで後どれくらいかと聞いてみたら50分程度かなとの答え。それではここで腹ごしらえをしようと10分間休息しておにぎり一個とチョコレート一切れを食べる。
水場、旨い水だ 稲村小屋
08:30 小屋を出発。登りが一寸急になり出した。今まで快調だったのに途端にスローダウン。やっぱり登りは極端に苦手だ。
08:45 大日山との別れに来た。右に登ると大日山。そのまま真っ直ぐ稲村に向かう。右手の崖はかなりのものらしいがあいにく靄がたれこめて全く視界が利かない。
08:58 稲村ケ岳の頂上に着いた。狭い上に大きな鉄製の展望台がデンと設置されていて殆どスペースが無い。三角点を写真に撮って展望台に登る。誰も居ない。そう言えば土曜日と言うのに今日ここまで来る間に会った人間は稲村小屋でのあの2人だけである。今日は皆山には来ない日なんだろうか?
ここまで眺望が全く望めなかっただけに山頂からの眺めを期待していたのに靄で視界はゼロ。汗の臭いに引き付けられたのかマルハナバチが煩く付きまとう中でおにぎりとボトルのお茶で朝食をしながら、靄の晴れるのを待つが一向にその気配は無い。
山頂には結構色々の花が咲いているのでこれも写真に撮る。
大日山への登り口 展望台から見下ろす稲村の頂上
09:15 結局20分近く待っても靄は晴れないので下山する。大日山への登り口をそのまま通過するもやっぱり気になって引き返す。
09:25 大日山へ登りだす。こちらの方が稲村ケ岳よりも登りは厳しく岩場、鎖、梯子などが続く。しかもかなり切り立った岩壁らしく、眺望が利けば怖そうな場所であるが幸い今日は靄で何も見えないから返って気楽である。
09:33 山頂に着く。大日如来を祭った祠がある。木に架けられた標識では標高1726mとある。稲村ケ岳より10cm高い勘定になる。
写真を撮り反対側への降り口があるのでそちらに降りることにする。鹿除けの扉を開けて下を見るとかなりの急勾配である。折り始めたら滑って2mほど落ちた。すると道の先にまた鹿除けの扉がある。これを開けようと下を見ると靄で殆ど見えないが吃驚するほどの急勾配らしい。ふと杉の子さんの事が頭に浮かんでこれは止めようと決めた。頂上に引き返す。
急な梯子 大日如来を祭る祠
09:45 稲村ケ岳からの下り道に出てほっとする。稲村小屋へと下る。誰も登って来ない。どうなっているのだろう。
09:55 稲村小屋に着く。ここでやっと2組のパーティが休息しているのに出会う。声を掛けてそのまま休まず洞川へと向かう。
10:05 先ほど通った工事現場で作業員が来て工事が始まっていた。おかげで迂回路を通らされる。人にボツボツ出会うようになってきた。小屋からここまでに3パーティとすれ違う。
10:25 水のみ場に着く。先客が一人居たのでそのまま声をかけて素通りする。
10:40 下りはどんどん歩が進む。あっと言う間に法力峠に来た。若いカップルが休んでいるので手帳に時間を記入しただけでそのまま進む。
11:03 母子堂への三叉路を通過。
11:10 五代松鍾乳洞前を通過。
11:21 駐車場に着いた。帰りは快調で思いのほか早く降りられた。
その後は大天井ガ岳など全く頭に浮かばず、洞川温泉に浸かり、注文した豆腐を受け取って1時過ぎに帰宅、早速ビールに豆腐の素晴らしい昼食となりました。下山後のビールはどうしてこんなに旨いのでしょうか。